寿也が可愛い過ぎるせいで人生が狂ってしまった人間の生態日記です。
ブログタイトルの元ネタは神海英雄先生の『LIGHT WING』です。
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地震の影響でサンデーが木曜日に発売延期された為に、一日千秋の思いで待った満田拓也先生の新連載【BUYUDEN(武勇伝)】。(略語がないので一字一句パソコンで打つのが面倒です、どなたか略して下さい)
まずは店頭にウキウキと足を運び、サンデーの表紙を見た途端に違和感に襲われてしまいました。
この主人公、新連載予告カットと、サンデーの表紙の絵と、第1話巻頭カラー扉での絵が、全部別人に見えます(滝汗)。
前作【MAJOR】では、ヒロインの清水さんと、ライバルであり親友の寿也が似ていると騒がれ過ぎたせいでしょうか、今作の満田先生は《同一人物なのにコマごとに顔が違う》という新境地を開かれたご様子(嘘)。
いっそ、1ページ目はテライケメンなのにページが進むにつれ絵がテキトーになっていって、最終ページ付近は走り書き(もしくは棒人間)になっていれば「満田先生お疲れなんだな」と思えるんだけどな(笑)
…あれっ、第1話で疲れたってどういうことだ?(゜.゜)
漫画の冒頭は、前号での予告通りでした。
主人公は勉強もスポーツも何でも出来るイケメン。 周囲の人間を見下し「全てがつまらない」が口癖です(大嘘)。
彼は周りの人間を「何も持たざるゴミ達」と称し、自分は勝ち組気取りのようですが、名前が《武勇(たけまさる)》って時点で負け組だから安心しろ(笑)
【ラッキーマン】先輩、あるいは【ハイスクール奇面組】先輩がおまえをお待ちかねです。
こういう、万能ゆえに他人を馬鹿にしているキャラは硬派が多い印象ですが、武勇は違いました。
別のクラスの可愛い女の子を見るなり目を付けて、下校する彼女を尾行して「付き合え」と言うのです。
普通この手のキャラは、女の方から言い寄って来て本人は迷惑がるパターンが定番なのに、彼は滅茶苦茶がっついています。
冒頭で、担任の女の先生の香水の匂いに敏感だったのはキザだから?(先生に頭を下げた際の変なポーズも吟味して) と推測したのですが、ヒロイン・萌花(もか)への行動を見るにつけ、女に飢えているだけでした。
しかも、行動がいちいち「…コイツ…モテねーよ(-_-;)」な方向です。
こうなると本人の「女子から30個以上チョコをもらった」発言にも疑惑の眼差しを向けてしまいます。
それは本当に学校の女子からの贈り物でしたか?
本当はあなたのお母さんが買って来たのではありませんか?
武勇の家は裕福らしいので、母親が仕組んだ罠という可能性も十分あります。
武勇が目を付けた萌花がボクシング少女で、彼女がボクシングをしていると知った武勇は幻滅し(下品だからと家柄をEランク扱いします、彼のランキングも随分と適当です)、別れます。
が、その後、不良にカツアゲされた武勇は萌花に助けられてしまいます。
同級生の、しかも女子にピンチを救われた武勇は男のプライドを傷付けられたと逆ギレ&号泣しますが、萌花に一蹴されます。
そこで話が終わります。
普通に読んでいたら、急に話が終わったのでビックリしました。
平坦な道を歩いていたらいきなり落とし穴に落ちてしまった感覚っていうか、右のページを読んで左に視線を移動させたら別の漫画だったので「あ、あれ? ここで終わり?」とうろたえてしまいました。
不思議な感覚です。
武勇の逆ギレ号泣と、それを三言で斬り捨てる萌花のやりとりが面白かっただけに。
自分は20年以上『週刊少年ジャンプ』を購読しておりまして、ジャンプの新連載はほぼ必ず、第1話のクライマックスにド派手な見せ場があって、残り2~3ページで話をまとめる、というのが定石なので、【BUYUDEN】の淡々と話が進んでブツっと終わる手法は斬新でした。
(↑ジャンプだったら武勇がボクシングに興味を持つところまで描いて1話が終わっただろうな~、と思ったのですがサンデーにその手は通用しないんだなぁ、ってことが言いたかったのです。 説明が下手で申し訳ございません)
えー、長くなりましたが第1話の感想をまとめますと。
読み終えた後、真っ先に和月伸宏先生の【GUN BLAZE WEST】を思い出しました。 (←こらこら…不吉なこと言うなよ(^_^;)
(※【GUN BLAZE WEST】…和月先生が大ヒット作【るろうに剣心】の連載を終えた後、「構想●年!」と大々的に始めた漫画。
しかし、主人公の幼少時代を5週以上かけて丁寧に描写した結果、読者に飽きられてしまい短期で打ち切りとなった……)
不思議な読後感を抱きつつ、作者のコメント欄を確認しましたら、満田先生からのお言葉は「武勇伝、武勇伝、武勇伝でんででん、でん!」でした。
何ということでしょう…彼は全てを理解した上で、我々が「オリラジ?」なんてツッコむのは百も承知でこのタイトルを掲げていたのです。
【バクマン】でいう所の計算型の天才だったのです、彼は。
満田拓也という男…
敵か味方か……
………(※シンキングタイム)
…敵だな。
(PS) この感想文を書いている最中に本日2度目の計画停電が始まり肝を冷やしました(^_^;)
ノートPCで助かりました(^_^;)
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変態性欲者の弟子
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寿也にエロいことをする
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